ケーススタディ:All skills must be learnt properly, practised regularly & passionately to be mastered.
生徒様のエピソード
ユリカー会社経営
彼女は多くの雑誌やインターネットで名前を見かけるような有名な経営者でした。しかし、初めてのオンラインレッスンで見たのは、画面越しでもわかるほどの汗ばんでこわばった表情、そしてか細い声で話す彼女の姿でした。彼女は気分が悪かったのでしょうか?いいえ、英語に対する苦手意識が彼女をそうさせていたのです。
学生時代、英語の教科書を音読した時、彼女は小さなミスを犯しました。それをクラス中に笑われた経験が、彼女の苦手意識を助長させていたのです。
大人になり、ビジネスのために英語は必要不可欠になったにも関わらず、その苦手意識は消えることはありませんでした。
彼女はミスを極端に恐れていました。また笑われるのではないかという恐怖が、英語を話すということに対するハードルをどんどん上げていったのです。
ーユリカのエピソードは、珍しい話でしょうか?悲しいことに、英語教師としてのキャリアを通じ、私はこのような話を何度も聞きました。しかし、そう恐れることはないのです…
日本で働き初めて数年、私は興味深い事実を発見しました。英語が流暢な日本人の友人のほとんどは、私のレッスンなど必要としていなかったのです。
DJ、ショップオーナー、会社員…様々な職業の友人たちでしたが、みな英語を楽しんでいたのです。彼らは完璧な英語を話せる訳ではありませんでしたが、ユリカのような苦手意識は待ったくありませんでした。
ユリカは真面目に授業を受け、文法を学び、生物学や数学のように英語という科目を学習することは得意でした。それに対して友人たちは英語をスキルの一つととらえ、映画やテレビ、そしてポッドキャストを聞いたりしながら英語を吸収していったのです。
例えば、テニスがうまくなりたいと想像してみてください。
球の軌道やショットの打ち方を物理学や解剖学の本で勉強し、ルールを教室でいくら教えてもらっても、上達しないと簡単にわかります。
しかし、実際に動いてみたらどうでしょう?友達やコーチと一緒にコートを走り回って楽しんだなら、自然と上達するでしょう。
英語も同じです。テニスはスキル、空手も料理もスキル、英語ももちろん同じです。すべては実践あるのみです。
ルール1、英語は勉強しない!
空手やヨガ、体操がうまくなりたいなら、体を動かします。勉強するのではないのです。英語がうまくなりたい人は、何はともあれ英語を使ってみるのです。
ユリカはまず、スピーキングスキルの改善に取り組みました。発音とリスニングスキルを鍛え、彼女に自身をもってもらったのです。
今、彼女はクライアントと楽しんで会話しています。初めて会った時の臆病な彼女はいなくなり、もっとスキルを高めるために、英語に触れたいとチャンスを模索しています。
ルール2、千里の道も一歩から!
週何回英語を勉強しますか?ほとんどの皆さんは、英語を勉強する時間を作っているのではないですか?
食事や睡眠、ウォーキングはどうでしょう?…ほとんどの方は毎日のルーティーンに入っていることでしょう。
プロのアスリート、ミュージシャン、ビジネスリーダーは、毎日のトレーニングや練習を大切にし、そのルーティーンの積み重ねが自分の才能を伸ばすことを知っているのです。
英語も同じ、食事や睡眠と同じように自然に毎日取り組みましょう。
ルール3、あなたの「好き!」と英語をつなげる
趣味や興味のあることを通して英語を学びましょう。